スーパーテレワーク・コンソーシアムは長泉町役場 企画財政課と連携し、マインクラフトを使ったプログラミング学習(以下、マイクラミング)の体験会を令和3年8月22日に実施しました。
今回の体験会はテレワーク促進に向けた概念実証も兼ねており、本コンソーシアムの設立後、初の概念実証となります。
静岡県長泉町在住の小中学生を対象に20名の定員で体験会受講者の募集をかけ、定員を大幅に上回る多くの受講希望をいただきました。
プログラミング教育が必須化となっていく中、多くの方が興味を持たれ実際に触れる機会を増やす必要性を感じておられるんだなと、嬉しさと驚きの中当日を迎える事が出来ました。
体験会では、学習教材「マイクラミング」を開発した松下誠司 氏(株式会社COSEI)に講師をしていただきました。
参加者はインターネット上の仮想空間でパソコンの操作方法や、プログラミングによるブロックを使って建物を建てる方法を学んでいただきました。
この体験会により、空間の立体的な位置関係を数学の「座標(x,y,z)の概念」に置き換えて表現することや、建築をコマンドの組み合わせに置き換えて目的を果たす「プログラミング的思考」などを実践しました。
参加後のアンケートでは、参加者全員が「目的を達成できた」と回答し、88%が「満足した」と回答したなど高い評価を得ることができました。
マイクラミングには更に「マイナスの概念」やプログラミングにおける「繰り返し(loop処理)」などの基礎を学ぶコンテンツや、さらに高度な処理に挑戦する上位のコンテンツも用意されています。
皆さまの意識の高さに緊張と関心しながらの体験会でしたが無事課題と成果を出せた概念検証になったと思います。
体験会による検証結果とアンケート等で頂いた課題は今後改善をしながら、さらなる進化を遂げ次に繋げるように活動してまいります。
多くの小学校でプログラミング教育に使われている「スクラッチ」と大人気のゲームソフトである「マインクラフト」をつなげて、プログラミングによりブロックで建物をつくる体験をオンラインで実施し、皆さま初めての体験にも関わらず工夫し個性も持ったユニークな作品を建築していただけました。
【受講者皆さまの作品集】
このように実際に触れ、試してみた結果がマイクラミングの世界で表現/可視化されるため、数学的な概念を体感できる事、
そしてその体験を非対面でも共有し参加者と共に学ぶ事が出来るのがこの学びの最大の特色となります。
静岡新聞にも掲載されました!
仮想空間で“協業”体験 小中生プログラミング学ぶ テレワーク向け実証 長泉のIT共同事業体|あなたの静岡新聞 (at-s.com)